当社62年度 生命保険面接士扱非保険体相当例の集計
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概要
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当社生命保険面接士が,昭和62年4月より,昭和63年3月までに行った面接例中,非保険体相当とみなした例につき,性別・年齢を添えて報告させ,集計を行った。さらに国民の有訴率・有病率との比較検討を行った。総面接件数151,602例中報告は1,757例であった。特に循環器系では,高齢者に有病率の増加傾向が強く,面接の年齢範囲が高齢者を含まないことから単純に比較はできないが,一般的に自覚症状の出現が少い疾患と考えられ告知出現率は0.11%,有訴率は5.2%と低く,有病率は30.6%と高くなっている。面接士扱の,宿命的弱点とはいえ,定期健康診断等での注意事項や血圧値について告知を促す教育を,今後更に具体的に励行すべきであろう。
- 日本保険医学会の論文
- 1989-12-15
著者
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