生存率と死亡指数
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概要
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167,548件について傷病別予後調査を行った。5年生存率0.995以上の傷病名は五十肩,妊娠・分娩の異常,虫垂炎,帝王切開,同0.990以上のもの子宮内膜炎,副鼻腔炎,甲状腺中毒症,肋間神経痛,子宮筋腫,椎間板ヘルニア,十二指腸潰瘍,痔核,四肢損傷,同0.900以上のものは肛門の疾患,尿路結石,坐骨神経痛,腰痛症,自然気胸,卵巣嚢腫,腎孟炎,鼠径ヘルニア,肺炎,狭心症,胆石症,腹膜炎,急性肝炎,髄膜炎,肺結核,急性腎炎,肝臓の疾患,高血圧症,胃潰瘍,糖尿病,慢性腎炎,胸膜炎,同0.800のものは,腸閉塞,心筋梗塞,心内膜炎,脳血栓,乳癌,潰瘍性大腸炎,子宮癌,直腸ポリープ,脳出血,くも膜下出血,胃ポリープ,同0.800以下のものは,脳腫瘍,肝硬変,直腸癌,リンパ肉腫,胃癌,肺癌,白血病,食道癌,膵癌,肝癌の順であった。なお,発病20日未満に死亡の多い脳・心疾患の生存率は当該期間が追跡対象から脱落しているために,その分だけ割高にでている。
- 日本保険医学会の論文
- 1988-01-20
著者
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