中国遼寧省産古代ハスの核型
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概要
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Karyomorphological observation was made on the Nelumbo nucifera Gaertn. (TBG ace. 55566) grown from an ancient fruit which was excavated in Liaoning Province, China. Many chromocentral blocks were observed in interphase nucleus. They were almost round in shape and the largest one was measured about 0.5μm in diameter. At prophase, all chromosomes have early condensed segments located in the proximal region. Four of the chromosomes had satellites which were observed as large condensed blocks. At metaphase, chromosomes were counted to be 2n=16 which verified the previous reports (Langlet & Soderberg 1927, Morinaga et al. 1929, Nagami 1949, Harada 1952, Ohga et al. 1962, Gupta 1976). On the other hand, the number of satellites was differ from that of the previous reports (Langlet & Soderberg 1927, Nagami 1949, Ohga et al. 1962); i. e. four chromosomes were found to have satellites in the present study, whereas only two chromosomes with satellites have been reported previously. Individuals of chromosome complement showed bimodal variation in length and had the centromere situated either medianly, submedianly, or subterminally.
- 国立科学博物館の論文
- 1986-03-25
著者
-
田中 隆荘
広島大学理学部附属植物遺伝子保管実験施設
-
田中 隆荘
Faculty Of Science Hiroshima University
-
中田 政司
Botanic Gardens Of Toyama
-
中田 政司
広島大学理学部植物学教室
-
内山 寛
College of Agriculture and Veterinary Medicine, Nihon University
-
内山 寛
広島大学理学部植物学教室
-
小西 達夫
国立科学博物館 筑波実験植物園
-
内山 寛
College Of Agriculture And Veterinary Medicine Nihon University
-
田中 隆荘
広島大学理学部植物学教室
-
小西 達夫
国立科学博物館筑波実験植物園
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