話者の類似性に基づく会話戦略(コミュニケーションとAI,コミュニケーションとAI及び一般)
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概要
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本研究では「調停」において,様々な当事者に対して円滑に討論を終結させることが要求される調停者に着目し,当事者に適応した会話戦略の選択により調停者に助言する手法の提案を行った.このシステムは,蓄積された過去の当事者の発言記録と現在の当事者の発言から,当事者間の類似度を計算し,現在の状況に応じた調停者への助言を生成する.さらに,調停者と当事者から,調停者の行った発言に対する明示的な評価を受け取ることで,調停者の会話戦略の学習を行う.システム評価のため,模擬調停実験において,発言支援の妥当性と,参加者の満足度から有効性の検証を行った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-02-27
著者
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片上 大輔
東京工業大学 大学院総合理工学研究科
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片上 大輔
東京工業大学 大学院 総合理工学研究科
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片上 大輔
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 知能システム科学専攻
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新田 克己
東京工業大学大学院総合理工学研究科
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田中 貴紘
東京工業大学大学院総合理工学研究科
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上野 雅和
東京工業大学大学院総合理工学研究科
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田中 貴紘
東京工業大学大学院総合理工学研究科:(現)東京農工大学共生科学技術研究院
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新田 克己
東京工業大学 大学院 総合理工学研究科 知能システム科学専攻
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新田 克己
東京工業大学
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