ネットワーク環境における交渉支援ツール
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概要
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ネットワーク環境における交渉支援ツールとは, 複数のユーザがコンピュータネットワークを介して交渉(論争や妥協や協調など)を行うとき, 交渉経過の表示や戦略の助言や関連情報の検索などを行うことによって, 交渉を促進することを目的としたシステムである。このシステムでは, 交渉を「相互に自分の主張とその根拠を交換することによって行われる」ものとしてモデリングしている。特に, 根拠間の関係を詳細に記述するため, 法律分野でしばしば引用されるToulminのダイアグラムに基づいた交渉のプロトコルを提案し, 交渉経過のわかりやすい表示とユーザのコマンド入力の容易さの両方を実現した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-07-24
著者
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新田 克己
東京工業大学大学院総合理工学研究科
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安村 禎明
東京工業大学大学院 総合理工学研究科
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山崎 亮
東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻
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鬼頭 隆
株式会社情報通信総合研究所
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鬼頭 隆
東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻
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新田 克己
東京工業大学 大学院 総合理工学研究科 知能システム科学専攻
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