少年バレーボールチームにおける達成感と規範行動の関連 : Yジュニアバレーボールチームの場合(自然科学編)
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概要
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本研究では、地域社会の多くの子どもたちが喜びや楽しさを体験できるスポーツ活動プログラムを作成するための一助として、少年スポーツクラブの事例を分析した。事例分析により、子ども自身の達成感とスポーツ活動における規範行動との関連を検討した。対象は福岡県A町のYジュニアバレーボールチーム(小学校2年生から6年生までの女子児童15名)である。調査期間は平成16年5月14日から平成16年10月1日まで全29回の練習後に質問紙調査を実施した。調査項目は毎回の練習課題達成の自己評価、チームの目標とする挨拶、返事の励行や機敏な行動などとした。調査の結果は、以下の通りである。1) 練習課題の達成感を高めるには、現在の技術・能力を正確に把握し、容易に習得できるものから、難易度の高いものへと段階的にすすめることの重要性が示された。2) 技術達成感および規範行動達成感の推移は同様の傾向を示した。今後の子どものスポーツ指導を展開していくうえでは、技術および規範の両側面からの指導の重要性が示唆された。
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