女子短期大学卒業生における運動参加パターンに関する研究(自然科学編)
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概要
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本研究の目的は女子短期大学卒業生における運動の継続や中断のパターンを類型化し、運動やスポーツの参加に関連する要因を明らかにすることである。現在までの運動参加のパターンは離脱型が最も多く、ついで中断復帰型、継続型、不参加型であった。継続型は年齢が高くなるにつれて増加傾向を示し、離脱型は減少傾向を示した。運動実施に対するセルフエフィカシーは継続型、中断復帰型、離脱型、不参加型の順に高いことが示された。不参加型は肯定的結果予期が低く、否定的結果予期は他の運動参加パターンよりも高いことが示された。また年齢群が高いほど肯定的結果予期は低く、否定的結果予期は高い傾向にあることが示された。これまでの運動参加パターンには運動に対するセルフエフィカシーの方が結果予期よりも密接に関係があることが示唆された。
- 九州女子大学・九州女子短期大学の論文
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