健康づくり教室参加者の心理的変化に関する研究(自然科学編)
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概要
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本研究は、一般成人女性を対象とした「日常身体活動量増加のための健康づくりプログラム」の有効性を心理的側面から検討することにより、生涯を通じての心身の健康の維持増進のための運動やスポーツの参加に関連する要因を明らかにすることを目的とした。プログラムは運動やスポーツが好きな者の割合を増加し、嫌いな者の割合を減少することができた。また、対象者の考える運動やスポーツ実施により受ける悪い影響は、プログラムに参加することにより減少すること、逆に自分にとっての良い影響は増加することが示された。プログラムの参加はストレスの減少、すなわち精神的健康度を向上し、状態不安も軽減することが示された。また、ソーシャルサポートについても手段的サポート、情緒的サポートともにプログラム後は増加していることが示された。今後は運動習慣の定着または離脱を確認するための追跡調査の必要性が示唆された。
- 九州女子大学・九州女子短期大学の論文
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