カリキュラム内容としてのDiscipline(第三報) : カリキュラム概念の転換とDiscipline
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概要
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1970年代にはいって,アメリカにおけるカリキュラム改革の焦点は,Discipline中心のカリキュラムから人間性中心のカリキュラムに変化しつつある。そして最近,Discipline中心のカリキュラムに対する批判的見解が増加してきている。これらDiscipline中心のカリキュラムに対する批判的諸見解は,カリキュラムという概念に変化をもたらしてきつつある。今日,カリキュラムは,単に体系的に組織された知識ではなく,「計画され指導された学習経験と意図された学習結果」でもあるといわれてきているのである。本稿の目的は,Discipline中心のカリキュラムにかかわる諸問題をあらためて点検しなおし,Disciplineと変化しつつあるカリキュラム概念との新たな関連性をみつけだしていくことにある。そして,これらの検討を通して著者は,カリキュラム内容としてのDisciplineの今日的課題を明らかにしようとした。In the seventies, the focus of the curriculum reform in U.S.A. is turning from the discipline-centered to the humanistic one. And recently the critical opinions upon the discipline-centered curriculum has increased. These critical opinions upon the discipline-centered curriculum has brought about the changes in the conception of curriculum. Today, it is said that the curriculum is not only systematic organized knowledge but 'the planned and guided learning experiences and intended learning outcomes'. The purposes of this article are to re-consider some problems upon the discipline-centered curriculum and find out new relations between the "Discipline" and changing concepts of curriculum. Through these deliverations, the author aimed to make clear the contemporary issues of the "Discipline".
- 大阪教育大学の論文
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