痛みに対する運動療法の効果 (疼痛に対する理学療法の科学性を問う)
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概要
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一般的に痛みに対しては, 単独に運動療法が適用されることは極めて少なく, 多くは, 安静, 鎮痛剤投与や神経ブロック, 温熱・寒冷などの物理療法などと併用されているのである。このため痛みに対する運動療法の特異的効果の検証に当たっては, その客観的判定に困難性を生ずる点が一方では議論となろう。以上より, 本テーマについて言及することは, 極めて難しいが, 可能な限り文献的考察も含めて運動療法の特異的効果について述べてみたい。
- 1991-11-10
著者
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