多次元類型化にもとづく集団編成の有効性 : 製造工程における作業集団特性の研究(第3報)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
一連の本研究からこれまでに得られた結果の位置づけは, 第一操作作業集団の編成を意図した作業集団の集団効果性(職務満足に関する幾つかの満足等)に関する特性の究明であるといえる.本報では, その結果明らかにされた集団効果性に対する要因として重要な属性群にもとづき三つの作業集団構成要素(作業者, 職業, 監督者)をそれぞれ類型化し, 多次元類型要因を構成した.次にこの多次元類型要因にもとづく仕事関係満足, 人間関係満足に関する要因分析を行ったところ, 以下のことが明らかになった.(1)集団構成要素をその属性群にもとづいて類型化することによって, 仕事関係満足, 人間関係満足という集団効果性の側面から, 意図的な作業集団の編成が可能である.(2)多次元類型要因にもとづく集団特性の解明という方法は, 集団編成時の技術的困難さを解消した集団編成基準を確立するために有効な接近方法である.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1977-09-30
著者
関連論文
- 個体分裂アルゴリズムを用いるフレキシブル混合品種ラインの設計法II
- 個体分裂アルゴリズムを用いる混合品種ラインと組立セルの再設計法
- 個体分裂アルゴリズムを用いるフレキシブル混合品種ライン設計法
- 分岐限定法を用いる大規模フレキシブル混合品種ラインの分割設計法
- 探索法を用いるフレキシブル混合品種ラインの設計法
- ワークの姿勢変更ルールをもつ混合ラインの設計法
- タレットロボットによって構成される混合品種ラインの設計法
- ワークの姿勢変更ルールを持つロボット化混合品種ラインの設計法
- 経済性評価基準の下での混合品種ラインの設計法
- シミュレータ用エキスパートシェルESS-93
- MDCP法のいくつかの適用について
- ロボットによって構成される混合ラインの設計法のための利用指針
- 混合品種ラインの実現性研究用設計法
- タレットロボットによって構成される混合品種ラインの設計法-II
- 作業集団における三幅対の設計基準の構成
- ロボットによって構成される混合ラインの設計法
- 企業活動のモデル化法とその資金管理への適用
- タレットハンドを持つロボットによって構成される混合品種ラインの設計法
- 作業集団設計基準のための類型特質の差異の記述
- ロボットによって構成される混合品種ラインの設計法の特性と利用指針
- ロボットによって構成された混合ラインの設計法
- 三幅対モデルを用いた作業集団設計基準の情報圧縮の観点からの設定法
- 作業集団構成要素の三幅対類型構成法-II
- シミュレータ用エキスパート・シェルESS-P
- ロボットを用いる混合ラインの設計法の利用指針 : ロボットを用いる混合ラインの設計に関する研究(3)
- ロボットを用いる混合ラインの設計法 : ロボットを用いる混合ラインの設計に関する研究(2)
- ロボットを用いる混合ラインの設計法とその評価 : ロボットを用いる混合ラインの設計に関する研究(1)
- 作業集団設計基準のための類型特質の差異の記述の類型化法(研究発表)
- 作業集団設計における実現性研究用設計基準のためのモデル化法
- 作業集団設計における実現性研究用設計基準のためのMDCP-IIに基づくモデル化法
- 作業集団設計目標の達成確率予測のための多次元類型構成法II
- 操作的集団設計法の概念枠組と基本構成
- MDCP法のための属性空間構成要素属性の選択法
- 作業集団設計目標の達成確立予測のための多次元類型構成法-II
- 属性空間構成要素属性の選択法の利用指針
- タレットロボットによって構成される混合品種ラインの設計法
- 作業集団における三幅対の設計基準の構成
- 作業集団設計基準のための類型特質の差異の記述
- 作業集団構成要素の三幅対類型構成法-II
- 作業集団設計における実現性研究用設計基準のためのモデル化法
- 製造工程における作業集団特性の研究(第5報)
- 製造工程における作業集団特性の研究(第4報)
- 製造工程における作業集団特性の研究(第3報)
- 製造工程における作業集団特性の研究
- (79) バーチャルヒューマンモデルによる作業性,安全性の研究 : 第二報 造船の作業安全について(平成12年秋季講演論文概要)
- 多次元類型化にもとづく集団編成の有効性 : 製造工程における作業集団特性の研究(第3報)
- 分業と協業における情報伝達に関する実験的研究(第2報)
- 満足度に関する性差の特徴 : 製造工程における作業集団特性の研究(第2報)
- 分業と協業における情報伝達に関する実験的研究
- 製造工程における作業集団特性の研究(第11報) : 類型化による集団編成への展開
- 製造工程における作業集団特性の研究(第10報) : 類型化された集団3構成要素の要因分析
- 製造工程における作業集団特性の研究(第9報) : 集団構成要素の類型化(2)
- 製造工程における作業集団特性の研究(第8報) : 集団構成要素の類型化(1)
- 製造工程における作業集団特性の研究(第7報) : 環境要因の性質
- 製造工程における作業集団特性の研究(第6報) : 集団構成要素の相対的位置づけ
- 効果的作業集団設計のための関連性評価規準の設定 : 作業者の課業に対する関連性評価規準
- 効果的作業集団設計のための課業集団特性の評価規準の設定 : 属性評価規準と関連性評価規準
- 効果的作業集団設計のための課業集団の評価基準の設定 : 属性評価基準および関連性評価基準(1985年春季研究発表抄録)
- 効果的作業集団設計のための関連性評価基準の設定 : 作業者の課業に対する関連性評価基準(1985年春季研究発表抄録)
- 女子社員活性化に関する研究
- 生涯的職務設計手法の適用に関する研究
- 中高年齢者のための生涯的職務設計に関する研究
- 企業の高齢化問題に関する意識調査
- 効果的作業集団設計のための集団特性の評価 : 課業集団特性と設計操作要件
- 作業集団設計目標の達成確率予測のための多次元類型構成法
- 操作的集団設計法の概念枠組と基本構成
- 作業集団構成要素の三幅対類型構成法
- MDCP法のための属性空間構成要素属性の選定法
- 作業集団構成要素の三幅対類型構成法(1986年春季研究発表抄録)
- 効果的作業集団設計のための属性評価規準の設定 : 作業者属性評価規準
- 作業集団設計目標の達成確率予測のための多次元類型構成法
- 効果的作業集団設計のための属性評価規準の設定
- 多次元類型構成法のための効果性空間の構成
- 効果的作業集団設計のための集団特性の評価 : 作業集団特性と設計操作要件
- 効果的作業集団設計のための集団特性の評価 : 課業集団特性と設計操作要件
- 多次元類型要因設定のための類型構成法-III : 作業集団の設計に関する研究(第8報)
- 効果的作業集団設計のための集団特性の評価 : 作業者集団特性と設計操作要件
- 多次元類型構成法における効果性空間の構成について
- 効果性空間に基づく設計のための指針設定 : 作業集団の設計に関する研究(第4報)
- 効果性空間に基づく設計のための指針設定 : 作業集団の設計に関する研究(第7報)
- 多次元類型要因の設定のための類型構成法(II) : 作業集団の設計に関する研究(第3報)
- 多次元類型要因の設定のための類型構成法 : 作業集団の設計に関する研究(第2報)
- 多次元類型要因設定のための類型構成法II(その2類型構成手続 : 作業集団の設計に関する研究(第6報)
- 多次元類型要因設定のための類型構成法II(その1類型化手続) : 作業集団の設計に関する研究(第5報)
- 多次元類型要因設定のための類型構成法 : 作業集団の設計に関する研究(第4法)
- 効果的作業集団設計の概念と基本的要件 : 作業集団の設計に関する研究(第1報)
- 多次元設計要因の設定のための分析手続 : 作業集団の設計に関する研究(第3報)
- 効果的作業集団設計の基本的要件 : 作業集団の設計に関する研究(第2報)
- 効果的作業集団の設計概念 : 作業集団の設計に関する研究(第1報)
- 習熟過程における作業者特性の研究
- 習熟過程における作業集団編成のための基礎的研究
- 習熟過程における作業時間分布とそのパラメータについて(1)
- AN EMPIRICAL STUDY OF THE LEADERSHIP CONTINGENCY MODEL IN ORGANIZATIONS