効果的作業集団設計のための集団特性の評価 : 課業集団特性と設計操作要件
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概要
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効果的作業集団の設計においては, まず属性と効果性との対応関係を一定の手続き(提案している類型構成法)に従って構成した個体類型によって明らかにし, そしてそれによって見いだされた法則性に基づいて一定の手続き(設計過程)のなかで合理的に設計を行うことが重要である.この法則性を見いだしたり, また実際に設計を行う場合, 作業集団の個々の断面たとえば作業者集団や課業集団を個別にとりあげる.本報は, 課業集団をとりあげて, 課業集団が製造活動の実態のなかでどのような特性をもっているか, またこれらの課業集団特性を課業類型でもってどのように評価するかを扱う.課業集団特性は, すでに試みている作業者集団との対比によって明示する.これらの課業集団特性およびそれらの評価は, 法則性の確立ならびに設計過程を合理的かつ一貫したものに整備するために基本的に重要である.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1985-10-15
著者
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