習熟過程における作業時間分布とそのパラメータについて(1)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ここでは, 対数線型習熟タイプの習熟過程の作業時間分布の推定とその分布のパラメータの習熟による変化について述べる.習熟を「同一の固定可能な企業の内生的資質状態のもとで, 個人の付与された機能を果たすための合目的々行動の反復による.個人的・企業の内生的資質状態によって定まる効果の向上」と定義し, 広義の習熟は考えない.なぜなら, 広義の習熟は構造的変化をともなうからである.提案する時間分布の推定方法は, 作業時間を表わす構造模型に立脚し, 任意の時点での分布を知ることができる.なお, グラフィカルな表現に便利な状態式でこの関係を示した.実際の同一作業20例について, 初回の時間分布の適合度の検定によって, 定常な状態を対象とする場合と同様, アーラン分布が, 問題とする習熟過程の作業時間分布を表わす一つの理論分布の典型であることを知った.そして, その分布についてパラメータの挙動を明らかにした.最後に構造模型のあてはめについてふれた.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1974-09-30
著者
関連論文
- 個体分裂アルゴリズムを用いるフレキシブル混合品種ラインの設計法II
- 個体分裂アルゴリズムを用いる混合品種ラインと組立セルの再設計法
- 個体分裂アルゴリズムを用いるフレキシブル混合品種ライン設計法
- 分岐限定法を用いる大規模フレキシブル混合品種ラインの分割設計法
- 探索法を用いるフレキシブル混合品種ラインの設計法
- ワークの姿勢変更ルールをもつ混合ラインの設計法
- タレットロボットによって構成される混合品種ラインの設計法
- ワークの姿勢変更ルールを持つロボット化混合品種ラインの設計法
- 経済性評価基準の下での混合品種ラインの設計法
- シミュレータ用エキスパートシェルESS-93
- MDCP法のいくつかの適用について
- ロボットによって構成される混合ラインの設計法のための利用指針
- 混合品種ラインの実現性研究用設計法
- タレットロボットによって構成される混合品種ラインの設計法-II
- 作業集団における三幅対の設計基準の構成
- ロボットによって構成される混合ラインの設計法
- 企業活動のモデル化法とその資金管理への適用
- タレットハンドを持つロボットによって構成される混合品種ラインの設計法
- 作業集団設計基準のための類型特質の差異の記述
- ロボットによって構成される混合品種ラインの設計法の特性と利用指針
- ロボットによって構成された混合ラインの設計法
- 三幅対モデルを用いた作業集団設計基準の情報圧縮の観点からの設定法
- 作業集団構成要素の三幅対類型構成法-II
- シミュレータ用エキスパート・シェルESS-P
- ロボットを用いる混合ラインの設計法の利用指針 : ロボットを用いる混合ラインの設計に関する研究(3)
- ロボットを用いる混合ラインの設計法 : ロボットを用いる混合ラインの設計に関する研究(2)
- ロボットを用いる混合ラインの設計法とその評価 : ロボットを用いる混合ラインの設計に関する研究(1)
- 作業集団設計基準のための類型特質の差異の記述の類型化法(研究発表)
- 作業集団設計における実現性研究用設計基準のためのモデル化法
- 作業集団設計における実現性研究用設計基準のためのMDCP-IIに基づくモデル化法
- 作業集団設計目標の達成確率予測のための多次元類型構成法II
- 操作的集団設計法の概念枠組と基本構成
- MDCP法のための属性空間構成要素属性の選択法
- 作業集団設計目標の達成確立予測のための多次元類型構成法-II
- 属性空間構成要素属性の選択法の利用指針
- タレットロボットによって構成される混合品種ラインの設計法
- 作業集団における三幅対の設計基準の構成
- 作業集団設計基準のための類型特質の差異の記述
- 作業集団構成要素の三幅対類型構成法-II
- 作業集団設計における実現性研究用設計基準のためのモデル化法
- 製造工程における作業集団特性の研究(第5報)
- 製造工程における作業集団特性の研究(第4報)
- 製造工程における作業集団特性の研究(第3報)
- 製造工程における作業集団特性の研究
- 多次元類型化にもとづく集団編成の有効性 : 製造工程における作業集団特性の研究(第3報)
- 満足度に関する性差の特徴 : 製造工程における作業集団特性の研究(第2報)
- 製造工程における作業集団特性の研究(第11報) : 類型化による集団編成への展開
- 製造工程における作業集団特性の研究(第10報) : 類型化された集団3構成要素の要因分析
- 製造工程における作業集団特性の研究(第9報) : 集団構成要素の類型化(2)
- 製造工程における作業集団特性の研究(第8報) : 集団構成要素の類型化(1)
- 製造工程における作業集団特性の研究(第7報) : 環境要因の性質
- 製造工程における作業集団特性の研究(第6報) : 集団構成要素の相対的位置づけ
- 効果的作業集団設計のための関連性評価規準の設定 : 作業者の課業に対する関連性評価規準
- 効果的作業集団設計のための課業集団特性の評価規準の設定 : 属性評価規準と関連性評価規準
- 効果的作業集団設計のための課業集団の評価基準の設定 : 属性評価基準および関連性評価基準(1985年春季研究発表抄録)
- 効果的作業集団設計のための関連性評価基準の設定 : 作業者の課業に対する関連性評価基準(1985年春季研究発表抄録)
- 効果的作業集団設計のための集団特性の評価 : 課業集団特性と設計操作要件
- 作業集団設計目標の達成確率予測のための多次元類型構成法
- 操作的集団設計法の概念枠組と基本構成
- 作業集団構成要素の三幅対類型構成法
- MDCP法のための属性空間構成要素属性の選定法
- 作業集団構成要素の三幅対類型構成法(1986年春季研究発表抄録)
- 効果的作業集団設計のための属性評価規準の設定 : 作業者属性評価規準
- 作業集団設計目標の達成確率予測のための多次元類型構成法
- 効果的作業集団設計のための属性評価規準の設定
- 多次元類型構成法のための効果性空間の構成
- 効果的作業集団設計のための集団特性の評価 : 作業集団特性と設計操作要件
- 効果的作業集団設計のための集団特性の評価 : 課業集団特性と設計操作要件
- 多次元類型要因設定のための類型構成法-III : 作業集団の設計に関する研究(第8報)
- 効果的作業集団設計のための集団特性の評価 : 作業者集団特性と設計操作要件
- 多次元類型構成法における効果性空間の構成について
- 効果性空間に基づく設計のための指針設定 : 作業集団の設計に関する研究(第4報)
- 効果性空間に基づく設計のための指針設定 : 作業集団の設計に関する研究(第7報)
- 多次元類型要因の設定のための類型構成法(II) : 作業集団の設計に関する研究(第3報)
- 多次元類型要因の設定のための類型構成法 : 作業集団の設計に関する研究(第2報)
- 多次元類型要因設定のための類型構成法II(その2類型構成手続 : 作業集団の設計に関する研究(第6報)
- 多次元類型要因設定のための類型構成法II(その1類型化手続) : 作業集団の設計に関する研究(第5報)
- 多次元類型要因設定のための類型構成法 : 作業集団の設計に関する研究(第4法)
- 効果的作業集団設計の概念と基本的要件 : 作業集団の設計に関する研究(第1報)
- 多次元設計要因の設定のための分析手続 : 作業集団の設計に関する研究(第3報)
- 効果的作業集団設計の基本的要件 : 作業集団の設計に関する研究(第2報)
- 効果的作業集団の設計概念 : 作業集団の設計に関する研究(第1報)
- 習熟過程における作業者特性の研究
- 習熟過程における作業集団編成のための基礎的研究
- 科学的管理法の経済学的接近
- 習熟過程における作業時間分布とそのパラメータについて(1)