操作的集団設計法の概念枠組と基本構成
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概要
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効果的作業集団に関する設計問題は, 集団行動と集団効果性との対応関係のなかに存在しているが, 集団行動と集団効果性の間には一義的な関係構造を設定することは困難である.そこで, 効果的作業集団に関する設計法を確立するためには, 設計の概念枠組を構成し, これに基づいて設計の操作化を実現することが重要になる.本報は, 効果的作業集団の操作的設計法を確立するための設計概念の枠組とその基本構成を体系づけている.具体的には, 問題認識の仕方, 設計の概念化, 操作的設計法の枠組, 設計方法論の基本構成および認識システムの系統化などを提示する.これらの結果, 効果的作業集団の設計法の全体枠組を体系化でき, 個別の課題を全体枠組のなかに位置づけて的確に研究を展開することが可能となる.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1988-12-15
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