MDCP法のための属性空間構成要素属性の選択法
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概要
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作業集団設計目標の達成確率を予測するための多次元類型構成法(MDCP法)がすでに提示されている.MDCP法の役割は, 一つの設計目標を達成するかしないかの真の確率分布に出来るだけ近似するモデルをつくることである.そのモデルは, 作業集団を構成する個体の類型によって条件づけられた確率分布として定められる.その類型がそのモデルの良さをきめることになるが, 類型構成は, 属性空間上で個体間の属性の類似性に基づいてなされる.その空間は, 個体がもついくつかの属性項目に基づいて, 各個体を空間布置することによって構成される.属性項目の取り上げ方によって, モデルの良さは変化する.ここでは, その項目群のなかから適切なものを選定して, より良いモデルを構成する方法とその利用のための指針を提示する.ここで示される方法は, ヒューリスティックなものである.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1988-06-15
著者
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