アイゲイズインタフェースのユーザビリティー評価 : コンピュータ利用者のためのバリアフリーインタフェースデザイン
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概要
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アイゲイズデバイスは、ユーザがコンピュータ操作をする際に手を使わないインタフェースを提供でき、障害者の為のバリアフリーデザインを促進する。本研究はインタフェースデザインの為の予備的な実験と考察を行うもので、以下の実験により操作する際のユーザビリティー特性を求めた。実験1:マウス操作とアイゲイズ操作の入力比較 実験2:数字キーの配列の違いによるアイゲイズ入力特性 実験3:注視点の移動方向の違いによるアイゲイズ入力特性 その結果、以下のような議論が展開できた。1)アイゲイズインタフェースでは選択に関る負担とクリック操作に関る負担が両方とも増加する。2)画面上にGUIをレイアウトする際の配列方法は入力の速さには影響を与えない。3)ボタンを円形に並べたものと比べて、同一直線上に並べたものに誤操作が多い。4)ユーザインタフェースの誘目性の観点に、ボタンと背景の色差や明度差、クロスカーソルの応用などを加える必要がある。
- 2002-09-30
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