Behind Touch:携帯電話のための背面・触覚操作インタフェース(入力技法)(<特集>「インタラクション:理論,技術,応用,評価」)
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概要
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Behind Touchは,携帯電話やPDAなどの携帯端末を対象とした入力デバイスおよび画面インタフェースである.携帯電話は,携帯性が重要視されるため,機器の大きさには限界がある.提案する デバイスは,携帯電話の液晶ディスプレイを大型化することを目的に,本体表面から12キーを廃し背面に位置させる.しかし,背面のキーは,ボタンを直接視覚で確認しながら操作することができない.本研究は,この背面キー操作を触覚デバイスと指の位置をディスプレイに表示することによって,高速で分かりやすく,直接的な操作が可能となる手法を実現した.Behind Touchは,背面キーに触れることでディスプレイに表示されたボタンを選択し,そのままの指の位置で背面キーを押すことで実行操作を行う.PDAやウエアラブルコンピュータ,または家電機器のリモコンなど表示ディスプレイが操作部と離れている場合でも,小型な入力デバイスで快適な文字入力などの様々な操作を提供することが可能となる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-11-15
著者
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