情報デザイン教育とオンデマンド動画の活用方法に関する研究
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概要
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本研究は情報デザイン教育においてデザインの実践を通し伝えたい情報の特性を考え、メディアの適材適所の判断力養成に際し教育方法の手掛かりを見出すこと、そしてウェブデザインに必要な要素として挙げた項目のアプローチ方法を議論することを目的とする。また、メディアの特性を知り様々なメディアを複合的に扱えるようになるために、動画の制作を通し教育方法の可能性を議論することを目的とする。研究を進めるにあたり、ウェブサイトで公開することを前提とした動画制作、動画を閲覧するためのウェブサイトの制作について計画から制作まで学生が関わり、計画、取材、編集の作業ごとに基本となるフレームワークを指導側が提示しながら実施する。そして、計画、取材、編集の作業それぞれで実施内容から得られる項目と議論していく。また、制作した動画はオンデマンド動画としてウェブ上に公開を前提にしており、その設置時のシステムの紹介と実施結果を踏まえ議論する。結論として、情報デザイン分野の教育要素が、ウェブデザインと動画の制作で達成できることが分かった。さらに、情報を提示するため必要な技術やデザイン表現を見つけ出し活用するという、これまでの教育手法とは逆の流れの手法をとることとなるのだが、これが2年間の課程で有効な手法となる可能性が示唆された。
- 2010-03-25
著者
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