再構築可能なWDMアッド/ドロップ回路を用いた200km双方向リング網の実験
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概要
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光伝送路網の一層の高信頼化と経済化を実現するため、一本の光ファイバを使った双方向伝送技術の発展が期待されている。最近、4台の利得安定化双方向光ファイバアンプを用いたポイント-ポイントの400km双方向伝送実験結果が報告され、その実現性が示された。双方向伝送技術の適用効果を上げるためにはファイバ伝送区間のみならずノードの双方向化が有効である。本報告では双方向伝送に適用可能なWDMアッド・ドロップ回路 (B-ADM) の構成法を提案する。原理確認のため市販の光部品でB-ADMを実現し、利得安定化双方向光ファイバアンプと組み合わせて全長200kmのリング網を構築し、2.5Gb/sWDM信号の伝送特性を実験評価した結果について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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