NUMAマルチプロセッサにおける2レベルスケジューリングアルゴリズムの評価
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概要
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論文では, クラスタ構成のNUMA(Non-Uniform Memory Access)マルチプロセッサを対象として, 空間分割スケジューリングの一つである2レベルスケジューリングにおける各種アルゴリズムをシミュレーションにより評価する. 具体的には, プロセッサグループの構成に関して, 1)クラスタフリーアルゴリズム, 2)クラスタ限定アルゴリズム, また,***プロセッサ処理方式として, a)***プロセッサ保持方式, b)***プロセッサ解放方式, 更に, フリープロセッサ割当て方式として, a)実行プロセス優先方式, b)待ちプロセス優先方式, の各種選択肢を評価する. その結果, 次が明らかになった. 1)全体的に, クラスタ限定アルゴリズムがクラスタフリーアルゴリズムよりも優れている.2)クラスタ限定アルゴリズムにおいては, 各種選択肢が性能に与える影響はさほどない.3)クラスタフリーアルゴリズムにおいては, ***プロセッサ処理方式としては保持方式, フリープロセッサ割当て方式としては待ちプロセス優先方式が各々優れている.
- 1997-01-25
著者
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