並列OS"K1"の実装と性能評価
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概要
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並列オペレーティングシステム"K1"は、(1)ユーザに並列実行環境を提供すること、(2)OS内部の処理を並列に実行すること、の2点を目標としている。K1では、(1)を実現するためにスレッドの概念を導入し、(2)を実現するためにマイクロカーネル構成にして、共有メモリ上に用意したメッセージプールを用いてプロセス間通信を行なう。OSへの処理の依頼はメッセージプールを介してメッセージを送ることによって行なう。メッセージプールを通して処理の依頼を行なうことによって、不特定の***プロセッサに処理を依頼することが可能となる。我々はK1をマルチプロセッサ構成のワークステーションBE上に実現した。本稿では、K1の概要、実装を述べ、性能評価を行なう。並列OS、メッセージプール、マイクロカーネル、性能評価
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-12-08
著者
-
福田 晃
奈良先端科学技術大学院大学
-
最所 圭三
奈良先端科学技術大学院大学
-
桑山 雅行
九州大学工学部情報工学科
-
桑山 雅行
九州大学大学院工学研究科情報工学専攻
-
原野 裕樹
奈良先端科学技術大学院大学
-
原野 裕樹
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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