CDP^2アルゴリズム : データ分割グラフ上での統合的データ・プログラム分割アルゴリズム
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概要
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本稿では、並列化コンパイラの中間表現であるデータ分割グラフ上で、データ分割とプログラム分割の両方を同時に行うアルゴリズム、CDP^2アルゴリズムを提案する。これまで、プログラムをタスクに分割するプログラム分割の問題と、データを高コストなリモートメモリアクセスを起こさないように割当単位に分割するデータ分割の問題は、個別に論じられる傾向があった。しかしながら、データの分割・配置が定まらなければ通信コストが得られない、あるいはタスクが定まらなければアクセスするデータの分割が決められないという事実を鑑みれば、両問題は同時に取り扱われるべき問題である。CDP^2アルゴリズムは、データ分割グラフ上で両問題を統合的に扱うことにより、より質の良いデータ分割、プログラム分割を提供する。
- 1995-08-24
著者
-
荒木 啓二郎
奈良先端科学技術大学院大学
-
福田 晃
奈良先端科学技術大学院大学
-
中西 恒夫
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
Constantine D.polychronopoulos
イリノイ大
-
Polychronopoulos D.
Center for Supercomputing Research and Development, University of Illinois at Urbana-Champaign
-
Polychronopoulos D.
イリノイ大
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