"数式"述語「〜なる」の自然な英語表現と日英機械翻訳への一視点
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概要
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理数系学術書や論文では、"数式"述語として「(〜)すると、"数式"となる」、「よって、"数式"となる」等の表現が頻繁に用いられる。ところで、市販日英翻訳ソフトの多くはこれらを殆ど″become″と訳出しているが、英語国人の研究者や技術者が読めば、奇異に感じるであろう。述語「〜なる」の言語学的意味は、"ある現象・物が特定の起点から到達点への場所移動する"概念の包括的な言語表現であると説く[1]。場所移動の変化には「所有の変化」と「状態の変化」があり、それぞれに適切な英語表現がある。英語国人は現象・物の形状・性質等の"場所移動の変化"に視点を当て語彙選択しているが、日本人は到達点に視点を当て語彙選択していると考える。本論文では、"フーリエ級数"分野に限定して日英学術書から"数式"述語「〜なる」の自然な英語表現を比較検討している。この研究成果を日英機械翻訳へ適用する一案を述べている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-05-22
著者
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