有機ポリシランの分子構造と導電化機構についての解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ケイ素系高分子材料は新規機能材料としての革新性か高く、特にボリシランはその主鎖骨格であるSi-Si結合がσ共役性を有するために、電子・光物性をはじめとした興味深い物理的化学的性質が有することから、次世代の機能材料として種々の角度から研究が行われている。我々はこの中で、加工性・賦形牲に優れる導電材料化を目指して研究を行っている。今回、目標である金属並の導電性を達成するためには、ポリアセチレン等の導電性ポリマーにならい、構造制御が不可欠であると考え、ポリマーの構造制御と導電性の関係について研究を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-07
著者
-
森 滋
信越化学工業, シリコーン電子材料技術研究所
-
森 滋
信越化学工業(株)シリコーン電子材料技術研究所
-
荒又 幹夫
信越化学工業(株)群馬事業所
-
福島 基夫
信越化学工業(株)シリコーン電子材料技術研究所
-
福島 基夫
信越化学工業(株)
関連論文
- 有機ケイ素化合物のメタステーブルイオンおよび衝突活性化分解
- 有機ポリシラン膜を用いた金属パターン形成(第4報) : 金属パターンの構造解析とその改良
- 有機ポリシラン膜を用いた金属パターン形成(第3報) : 微細パターンの金属多層化の研究
- 有機ポリシラン膜を用いた金属パターン形成(第3報) : 微細パターンの金属多層化の研究
- 有機ポリシラン膜を用いた金属パターン形成(第2報) : 自己組織化単分子膜による微細パターン化の研究
- 有機ポリシラン膜を用いた金属パターン形成
- 有機ポリシラン膜を用いた金属パターン形成
- SC-6-9 ポリシランを用いた新しい微細配線技術
- ポリシランの構造制御に関する研究 (第2報) : PDHSの温度による結晶構造変化と成膜による構造制御について
- ポリシランの構造制御に関する研究(第2報) : PDHSの温度による結晶構造変化と成膜による構造制御について
- ポリシランの構造制御(1)PDMSの真空蒸着機構とその膜の構造
- ポリシランの電気化学的ドーピングとその光学的挙動
- 有機ポリシランの分子構造と導電化機構についての解析
- 電気接触部に対するシリコーン濃度の影響 : その安全限界レベルと重合度との関係について
- 固体^Si NMRのシリコーンゴム中シリカ-シロキサン界面分析への応用
- シリコ-ン表面処理 (表面処理)
- 導電性ゴム (最近の通信用材料特集) -- (エキゾチック材料)
- ポリシランと貴金属塩を用いた微細金属パターンの作製
- シリコーン表面処理