音声認識結果の認識誤り区間と未知語区間の推定

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概要

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音声認識の誤りの区間、あるいは未知語が混入したために認識が誤った区間を推定する方式について報告した。音響データAが与えられたとき、それが単語列Wと認識される事後確率P(W|A)を信頼性の尺度として使用した。対象とした連続音声認識システムSUSKIT-IIは、音響的に検出しやすい事象をrobust phoneとしてあらかじめ検出しておき、それに挟まれた区間を照合の単位としているので、誤りの検出もこの単位で行った。未知語を含まない文50個、未知語を含む文48個からなる文セットに対して、信頼性が高いものとして受理した区間に対する認識率pを95%程度要求すれば、区間の受理率は68%、誤り区間の検出率は88%、フォルス・アラームは32%となった。また、pとして90%程度とすれば、その他のパラメタは77%、74%、21%となった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-06-23

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