音声認識の信頼性に基づいた対話制御方式

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概要

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本稿では、音声認識の信頼性を評価して、信頼性の高い場合にのみ認識結果を受理し、信頼性の低い場合は、話者に再入力を求めるという対話制御方式を検討した。特に、発話を1つの単位とするのではなく、発話中に含まれている情報項目を単位とする場合を考察した。このような方式をとる対話システムの動作は、マルコフ過程として表現できる。発話中に含まれている項目を受理する確率と、受理した項目が正しく認識されている確率との関係を仮定して、対話システムがすべての項目を受理したとき、それらがすべて正しく認識されている確率と、それまでにシステムと話者との間で交わされる平均発話回数を求めた。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-06-14

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