パッシブ測位における相互相関を用いた虚像排除アルゴリズム
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概要
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複数の電波測角センサでそれぞれ電波入射角が得られれば、方位線の交点から電波源位置をパッシブに特定できる。しかし、電波源が複数存在する場合、分離測角が可能な測角センサを用いて複数の電波源位置を同時に特定する際には、方位線の交点には虚像が現れ問題となる場合がある。ここでは、MUSICアルゴリズムを用いる測角センサを想定し、複数入射波間の相互相関係数を利用して方位線の対応を決定することにより、上記虚像を排除し真の電波源位置を特定するアルゴリズムを提案する。これは、相互相関係数が測角センサ位置に大きく依存しないことを利用して、方位線の対応を推定することにより電波源位置を推定するものである。さらに、計算機シミュレーションを行い、本虚像排除アルゴリズムの原理を確認した。
- 1995-11-24
著者
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