脊髄損傷者の座面の圧力計測 : Air cushionを使用したときの圧力分布

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概要

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褥そうは、脊髄損傷者、寝たきり老人、その他重篤な患者に見られる合併症で、短期間で発生するがその治療には長時間要する。その予防として、物理的な除圧、体位変換、栄養、清潔、刺激に注意するなどが挙げられる。今回我々は、ニッタ製圧力計測装置タクタイルセンサを用いて、近年需要が増えているair cushionを使用したときの圧力分布を、13名の脊髄損傷者について計測した。その結果、air cushionを使用したときの座面の圧力分布の特徴を捉えることができた。さらに、クッションの調整時に医療スタッフが着目している最高圧力値について検討し、座面の重量と接触面積の影響が大きいことが判明した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-07-14

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