レーザビームスキャナを用いた複数運動体の実時間遠隔計測システム

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概要

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広いフィールドで行うスポーツなどの運動を高分解能で遠隔計測するためにレーザビームスキャナを用いた運動計測システムを開発中である。このシステムでは光再帰性の高い反射材を貼付した測定対象にスリット状のレーザビームを360Hzでスキャンし、再帰信号を光検出器でとらえる。この再帰信号の再帰時刻を正確に決定することで水平方向の位置を計測し、1次元PSDの結像位置から鉛直方向の位置を計測することができる。また、未知の位置に存在する複数個の測定対象の位置を1計測周期中に実時間計測するために、再帰波形をその特徴を用いて探索し、高速同定する方法を考案した。その結果、1計測周期中に最大5個の測定対象の位置データを計測することができた。
1998-03-20

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