仮想部分空間法による照明変動にロバストな顔画像認識
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概要
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照明変動に対しロバストな顔認識を実現するための手法として, 仮想部分空間法を提案する.仮想部分空間法では1枚の画像からでも高い認識性能を持つ部分空間の作成が可能である.また, 顔画像が次々と得られる場合, 仮想部分空間は徐々に現実の部分空間に収束していく.仮想部分空間は, 1枚の画像から多様な照明条件で撮影されたと予想される画像を仮想的に生成し, その画像集合を主成分分析(固有値解析)することで作成される.仮想画像の生成は, 様々な顔画像の集合からあらかじめ作成した固有空間(基準空間)を用いた照明条件の補償に基づく.認識実験により, 従来の部分空間法やnearest neighbor認識法との比較を行い仮想部分空間法の有効性を示す.
- 2000-01-21
著者
-
山元 宣政
岡山大学工学部情報工学科:(現)日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
-
尺長 健
岡山大学工学部情報工学科
-
重成 一真
岡山大学工学部情報工学科
-
重成 一真
岡山大学工学部情報工学科;(現)本田技研工業株式会社
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