透視投影因子分解法による広範囲画像系列からの3次元物体モデル生成
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概要
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本稿では, 広範囲から対象物体を観測して得られる画像系列から3次元物体形状を復元するために, 透視投影モデルの下での因子分解法を利用する手法を提案する.まず, 因子分解法に関して, 透視投影モデルを採用した利点を生かすことを考慮しつつ, 1)必要とするカメラ内部パラメータを減少させることにより拘束条件を緩和させることにより広範囲観測の際にズームを自由に変化させることを可能とし, 2)数値計算誤差を減少させることにより復元結果の安定化を実現する.また, 広範囲観測画像系列からの全体形状復元のために, 因子分解法適用可能な部分画像系列から部分形状を復元し, それらを統合することにより全体形状を復元する.この際に必要となる, 特徴点対応付けの失敗箇所を検出し, その影響の抑制を考慮した画像系列の分割法についても述べる.
- 1998-03-13
著者
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