Nearest Neighbor識別と照明補償による少数登録画像からの顔認識
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概要
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本稿では, 照明条件に依存しないロバストな顔認識を実現するためのnearest neighborアプローチについて述べる.ここで, 固有空間を異なる24照明条件下で撮影された50人の顔画像集合から作成し, この空間で認識を行なうものとする.まず, nearest neighbor識別の一般的な枠組について述べ, 距離計算に用いる3種類のL2ノルムについて性能比較を行う.次に, 照明条件の推定と照明条件間の画像変換から構成される照明補償アルゴリズムを提案する.最後に, 認識実験によりこのアルゴリズムを適用することでnearest neighbor識別での認識率が向上することを示す.提案手法は照明条件が既知, 未知によらず適用可能である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-21
著者
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