PRMU2000-40 確率的独立性を手がかりとした物体の見えからの拡散/鏡面反射成分の分離
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概要
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物体の「見え」は、光源からの光が物体表面で反射することによって作られる。2色性反射モデルによれば、物体表面での光の反射は、拡散反射と鏡面反射の二つの成分の和で表現されるが、鏡面反射成分は多くの場合偏光しているため、偏光フィルタを用いることにより、全体輝度に対するその成分比を様々に変化させて観測することが可能である。ここでは、両成分間の確率的独立性を手がかりとすることによって、拡散反射成分の一様性などの仮定を用いることなく、拡散/鏡面反射成分の分離が良好であることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-06-16
著者
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梅山 伸二
電子技術総合研究所 情報科学部情報数理研究室
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梅山 伸二
産業技術総合研究所
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梅山 伸二
電子技術総合研究所 ビジュアルコンピューティング・ラボ
-
Godin Guy
National Research Council Canada
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