Independent Component Analysisを用いたぼけ過程不明のぼけ画像の復元について
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概要
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ICA (Independent Component Analysis)とは、最近注目されている新しいデータ解析手法であり、その計算手法や応用などが盛んに研究されつつある。しかし、これらの応用の多くは、主に一次元的なデータ(音声データ等)に対するものであり、画像等の2次元的なデータに対する応用はあまり行なわれていない。本稿では、ICAの新たな応用の可能性としてぼけ画像の復元問題をとりあげ、ICAを用いることによりぼけ過程が未知の場合の画像復元が可能であることを示す。また、ぼけ過程の空間的対称性などを用いることにより、さらに良好な復元が実現できることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-18
著者
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