複素自己回帰モデルに基づく輪郭抽出手法
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概要
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画像からの輪郭抽出を行う手法としてSnakesが知られている. Snakesにおいては輪郭ができるだけなめらかになるように輪郭抽出が制御されるため, これを凹凸がある複雑な形状へ収束するように制御することが困難な場合があった. このような問題に対処するため, ここではSnakesに対して, 抽出される個々の形状の輪郭モデルを導入することを提案する. 輪郭モデルとしては, 回転, 平行移動, スケーリングに不変な形状記述モデルである複素自己回帰モデルを用いる. このことにより, 提案する手法は通常のSnakesの自然な拡張となる. これをSnakes with Complex Autoregressive Model, 略してCARM-Snakesと呼ぶ. 人工的画像や実画像に対するいくつかの実験結果も示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-25
著者
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