部位画像の統合を用いた個人認識に関する一検討

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概要

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本稿では、人物顔の部位画像を用いた個人認識について述べる。識別手法としてはRBF(Radial Basis Function)ネットワークを用いる。またネットワークに登録する入力画像としては人物顔の部位(耳、鼻、唇)を用い、認識実験は耳画像のみを登録した場合と、耳、鼻、唇の統合を用いた場合について行なった。現在のところ、部位画像のデータベースは120人であり、本研究では登録者の人数を20人、50人、100人として実験を行なった。この個人認識実験より、登録者認識率、未登録者認識拒否率の両確率ともに100%の結果が得られた。また、部位画像の統合を用いることにより、ネットワークにおける未登録者の出力ベクトルを抑えることができた。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-07-24

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