実時間表情認識のための瞳座標の自動抽出

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概要

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人間と知能機械との能動的なコミュニーションを実現するため、著者らはActive Human Interface (AHI)という概念を提案し、その実現を目指している。AHIは、1)知能機械が人間の顔表情、強いては「心」を理解する、2)1)より、知能機械が人間にどのように反応すればよいか考える、3)2)の結果を人間にわかりやすく表示伝達する、の3種類を有する。1)の顔表情認識に関しては、現在までに様々な報告がされているが、特徴点抽出の難しさから実時間自動表情認識は実現できていない。そこで著者らは、瞳の座標値のみを用いて情報を作り、それを用いて実時間で表情認識を行う方法を検討している。本稿ではまず、瞳座標の実時間自動抽出について、その手法と性能について報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-03-27

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