シルエット画像のための形状分解の一手法
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概要
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物体の形状分解は認識などのより高度な処理のための重要なテーマであり,様々な手法が古くから提案されている.従来の対象を特定しない手法では,頂点のクラスタリングや曲率に着目した手法,最近ではモルフォロジー理論を基礎とした手法などが提案されているが,それぞれ計算量がかかるもの,人間の直観に合わないもの,回転に不変でないものなど,それぞれの問題を有している.本稿で提案する手法は,2次元の閉曲線を対象として,曲率に着目した大局的に形状を考慮する手法であり,主に,効率と直観に合った結果を求めた凸分解アルゴリズムである.即ち,形状輪郭の凹部に注目し,対象図形はそこから内部への浸食(erosion)が生じて分割されると考え,最も浸食されやすいと考えられる分割線によって2分割される.この処理は再帰的に行なわれ,各分割図形は停止条件を満たすまで分割され続ける.さらに,分割が全て終了したら,過分割によって生じた小領域を併合する.
- 1995-03-27
著者
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