セル分割モデルに基づく図形の形状認識

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概要

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近年の計算機環境の発展に伴いCAD/CAM統合が進められ様々な図形に対して多角的な視点からその図形を処理することのできるシステムが構築されている。また、画像認識の研究においても与えられた画像内の図形の形状を認識する研究が行なわれている。従来の研究では、境界表現に基づき対象の各構成要素の接続グラフを作成して、そのグラフマッチングを行なうことにより、その特徴を抽出する手法がとられてきた。しかしながら、この手法ではグラフの同形性判定問題となり、NP完全問題に属してしまう。また、人間が図形を認識する場合は、ボリューム主体の着目によりその存在性から形状を認識するものと考えられる。そこで、我々は対象図形を基本的なセルに分割し、その存在性から形状の認識を行なう手法についての検討を行なう。
1994-09-20

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