オブジェクト指向言語のクラス検索を目的とした関数の意味記述方式
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概要
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オブジェクト指向プログラミング支援において重要な点のひとつは、目的に合うクラスをいかに効率よく検索するかである。このため、著者らは、クラスのメソッド(内部関数)に着目し、その動作記述を検索の手がかりとすることを検討している。そして、記述方式としてOSD(Object Semantics Description)と呼ぶ方法を提案した。OSDとは、各クラスの公開メソッドについて、その動作を自然言語の意味表現の一手法である格フレーム形式で表現し、それを集めることでオブジェクト全体の動作を表現するものである。本論文では、OSDの構成要素である格フレーム形式について、実際に記述を行うために必要となる内容として、記述に用いる語彙と格構造を示す。これにより、記述における指針をより明確にすることができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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