フォールトトレラント分散システムのための自己安定アルゴリズム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
自己安定アルゴリズムとは、任意の初期状態から始めても、有限時間内に解を求める分散アルゴリズムである。これによって、フォールトトレラントな分散システムを実現することが可能となる。これまでにDデーモンの下でサイズが素数の均一なリングネットワーク上での相互排除問題が解かれている。本稿では、Dデーモンよりも制約の弱いスケジューラであるR/Wデーモンでサイズが素数の均一なリングネットワーク上での相互排除問題を考察し、DデーモンとR/Wデーモンの間の能力差を示す。自己安定アルゴリズム(self-stabilizing algorithm)は任意のネットワーク状況から開始しても問題を解くことのできる分散アルゴリズムである。自己安定アルゴリズムには、次の二つの重要な長所がある。システムの初期化を行う必要がない。一過性の障害から有限時間内に回復ができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
関連論文
- 大規模関係データベースのための並列処理マシンの一構成法
- 元文法を利用した生成規則の自動修正
- 例文からの学習による生成規則の自動修正
- 視差画像を用いた画像検索のための注目物体領域切出し手法
- セル分割モデルに基づく図形の形状認識
- D-12-25 映像中から検出された顔の照合における前処理の検討
- 主記憶データベースに適したデータ構造とアルゴリズムに関する研究
- D-12-66 時空間画像中の平面パターンの抽出によるシーンチェンジ検出手法
- I-67 時空間映像を用いた新たなシーンチェンジ検出手法の提案(映像要約,I.画像認識・メディア理解)
- D-12-41 放送映像アーカイブにおけるブラウジング機能の検討
- D-12-143 距離画像を用いた画像検索のための対象領域切り出し手法
- D-12-29 実映像を用いた画像検索に関する検討
- D-12-117 時間変化パターンの同一性に基づく映像照合
- D-12-68 正規化輝度ヒストグラムによる映像断片照合の効率化
- 大規模映像アーカイブにおける同一映像断片探索の高速化
- 解説 視差画像を用いた注目物体領域切り出し手法--実物体による画像検索への応用
- 大規模放送映像アーカイブにおける映像断片照合の提案と高速化
- I-55 動画像検索のための着目領域発見手法(画像応用,I.画像認識・メディア理解)
- LI-17 大規模映像アーカイブのための映像断片照合の高速化(I. 画像認識・メディア理解)
- D-12-20 顔特徴点の位置情報を用いた高精度の顔照合手法の検討
- SD-5-9 映像インデクシングの実証的研究のための映像データベースシステムの試作
- 動画像を用いた高解像度パノラマ画像の合成
- 凸包を用いた図形の階層的マッチング手法
- 類似検索における特徴ベクトルのインデックスおよび関連の探索に関する一手法
- プリミティブ分解による多様な検索条件を扱いうるカラー画像検索
- 形状分解によるユーザの視点に基づいたシルエット画像検索
- シルエット画像のための形状分解の一手法
- マルチメディアドキュメントデータベースシステムの構成方法
- 電子出版物の生産・流通システムの形成に係わる諸問題 : SGMLを中心に
- フォールトトレラント分散システムのための自己安定アルゴリズム
- 格フレーム形式の記述を使ったオブジェクト指向言語のクラス検索方式
- オブジェクト指向言語のクラス検索を目的とした関数の意味記述方式
- クラスの意味記述を利用したオブジェクト指向プログラミング支援
- 結合演算を高速に実行する関係データベースマシン
- 図形間の幾何的および概念的関係を用いた作図支援システム
- スケッチ画像検索インタフェースについての一提案
- 図形間の幾何的および概念的関係を用いた作図支援
- 視覚心理に基づいた特徴抽出に関する研究
- 図形間の幾何的及び意味的関係を考慮した作図支援
- 作図支援を例とした視覚的マンマシンインタフェース
- 関係の参照と逆リンクによる結合演算コストの削減
- プログラムデータベースを用いたソフトウェア開発支援システム
- プログラムの粗粒度分割による並列化手法