ATM-LANにおけるトラヒック予測を用いた輻輳検出法に関する検討
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概要
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ATM-LANにおいて、フィードバック型レート制御方式は、実現の容易性などから有効な輻輳制御であると考えられている。従来、このレート制御における輻輳検出法として、予め交換機のバッファに閾値を設けておき、平均待ち行列長がその閾値以上になると、輻輳検出を行なう方式が考えられてきた。本稿では、より迅速な輻輳検出法として、出力バッファにおける全セル到着レートを計測し、 ARIMA(autoregressive integrated moving average)モデルという線形予測モデルにあてはめ、それにより得られた予測値を基に輻輳検出を行なう方式を提案する。さらに、その性能評価を計算機シミュレーションにより行い、本方式の有効性を検証する。
- 1996-02-16
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