初期視覚におけるborder-ownershipの表現機構のモデル
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概要
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初期視覚領野に, 輪郭が帰属する物体が輪郭に対しどちら側であるかをエンコードする細胞が存在する事をZhouらは生理実験により発見し, そのような表現様式をborder-ownership codingと呼んでいる(Zhou et al., 2000). 本研究では, パターンの輪郭の曲率, L-junctionにおける角度などの局所的情報をもとに, 大域的属性であるownershipを決定する初期視覚の神経回路モデルを提案する. コンピューター・シミュレーションによって, 提案するモデルがZhouらの知見に類似する反応を示すことを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-03-14
著者
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