pxy表の上での任意の構造要素による2値画像のdilationとerosion
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概要
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dilationとerosionを基本演算とするモルフォロジー演算は, 画像処理, 画像解析などで広く用いられるようになってきている. dilationやerosionは処理対象画像と構造要素と呼ばれる画像との畳込みに似た演算を基本としている. そのため, 比較的多くの計算時間を要し, 高速な処理を目指して, ハードウェアやアルゴリズムについて多くの工夫が考えられてきた. 本研究は, pxy表と呼ばれるラン形式で表現した2値画像を対象として, 任意の構造要素によるdilationとerosionを高速に行うアルゴリズムを提案する. そして, ワークステーション上での実験の結果より, 画素単位で演算を行う方法に比べ提案手法が6〜1800倍高速であることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-25
著者
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