変数変換x:=x^P-x+sおよびx:=x^kの繰り返しによる無限個の既約多項式の導出
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概要
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従来, 高次既約多項式の導出法として, 2つの変数変換を用いる手法が知られている。k乗非剰余元に基づく変数変換x:=x^kおよびトレースが非零である元に基づく標数Pを用いた変数変換x:=x^P-xによる手法である.そして, これらの変数変換操作を遂次繰り返してP^ik^j倍の次数の既約多項式が導出できる可能性がある.本稿ではk|(P-1)とすることにより, このような高次既約多項式の導出法を与え, それを可能とするための最初に与えられるべき既約多項式の条件を与える.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-20
著者
-
野上 保之
岡山大学工学部通信ネットワーク工学科
-
森川 良孝
岡山大学工学部通信ネットワーク工学科
-
齋藤 昭徳
岡山大学 工学部 通信ネットワーク工学科
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森川 良孝
岡山大
-
岡 博文
岡山大学工学部
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齋藤 昭徳
岡山大学工学部
-
森川 良孝
岡山大学工学部
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