任意形状領域分割法を導入した雑音除去ウィナーフィルタ
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概要
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本論文では,ガウス混成モデル基づく雑音除去ウィナーフィルタ(WF)の高雑音下における復元能力の改善法を提案する.このWF法では,任意形状ブロック内の信号列を観測して有限個のガウス定常過程に分類し,各過程毎にWFを適応させる.高雑音化ではフィルタサポートサイズを大きくする必要があるが,隣り合うブロック間の統計量が大きく異なる場合,フィルタサポートが,ブロック外の性質の異なる画素を参照するため復元能力が低下する.提案法では,ブロックの統計量の検出を,近隣する画素を含めて行うことにより,フィルタサポート信号として外部の不整合画素が用いられることを防止する.シミュレーション実験により提案法の有効性を明らかにする.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-12-16
著者
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