ATM網上でのマルチプロトコルルーティング方式の検討

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概要

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大規模なATM網上で、マルチプロトコルのCLパケットを効率良く中継するには、共通のCL型プロトコルにカプセル化して転送する方送が適していると考えられる。しかしながら、この転送方法は個別プロトコル対応の処理部分に負荷が集中するという問題がある。本検討では、マルチプロトコルレベルの中継機能をルーティング層とフォワーディング層に分離したルーティングアーキテクチャを提案する。本モデルは、ルーティングは階層的に行い、かつ実際のパケット転送は直接ATM網の出口に向けて送出可能である。また、ルーティング, アドレス解決を処理するルートサーバをプロトコル対応に配置することで、ルーティング処理の負荷分散が図れるという特徴を持つ。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-01-28

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