階層型バーチャルネットワーキング方式の提案
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概要
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広域ATMネットワーク上にインタネットを構築する場合、アドレス処理サーバの負荷が非常に重くなる。そこで、本報告では、アドレス処理サーバの効率的な分散方式を提案する。本方式では、セグメンテーション層、バーチャルサブネットワーキング層、バーチャルインタネットワーキング層、大規模インタネットワーキング層で構成される階層的なアドレス処理アーキテクチャが形成される。アドレス処理機能の分散化と階層化によって、広域に分散する端末に対して、物理位置に依存しない論理階層網を構築することが可能となり、提供サービスが多様化できる。また、アドレス処理負荷の重い広域ネットワーク環境下において、アドレス処理効率の向上と最適経路の選択が可能になる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-23
著者
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