黒レベルと高品位映像再現 : 従来の代表的CRTピクチャーモニターにおける画質評価実験(映像符号化・システム・感性工学及び一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
NTSCの代表的CRTピクチャーモニター;BARCO Reference Calibrator Plusを用いて, 高品位映像の再現実験を行った結果, 黒レベルの設定により, その画質が大きく異なることがわかってきた.そこで, 黒レベルの厳密な設定を行い, 黒レベルと高品位映像の再現度との関係を主観評価実験により求めた.その結果, 映像内容に依存するが, 黒レベルがITU-R BT.500-11に準拠した0.5[cd/m^2]の場合と, 0.005[cd/m^2]の場合を比べると, 評価が7段階評価で"+1"以上改善されることが明らかになった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-03-18
著者
-
石川 智治
宇都宮大学大学院工学研究科
-
三井 実
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
宮原 誠
中央大学理工学部研究開発機構
-
宮原 誠
北陸先端科学技術大学院大学
-
石川 智治
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
河原 篤史
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
宮原 誠
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
関連論文
- 知覚的黒みの研究
- 個人・環境適応型VR体験システムのための自動カメラワーク生成に関する検討(学生研究発表会)
- 高効率エネルギー放射を意図したアンプの研究開発(学生研究発表会)
- 写真画像の油絵風modification : 油絵知識(筆使い)の考慮
- 音声の聴取印象に対する発話トレーニングの効果
- 高度感性情報の再生に必要な音響再生装置の物理要因・特性の発見 : CDによる音質の違い
- 画質クラスを考慮したカラー符号化画像の画質評価モデル
- 視点の停留と画像局所特徴に基づくカラー符号化画像の画質評価モデル
- 色差の空間的つながりを考慮したカラー符号化画像の画質評価モデル
- 個人・環境適応型VR体験システムのための自動カメラワーク生成に関する検討