色の知識を利用する被写体に忠実な色画像再現
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概要
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電子映像は、色再現理論を駆使しても、被写体の本来の色と異なる色、質感で画像が再現されてしまうことが多い。本研究では、新たな考え方の方法を示す。恐らくは数百年は変わっていないであろう自然界の被写体に対して人が持っている色の知識に基づいて、忠実な色再現をしている。本報告は、変化(調整)しうる手段をγカーブと黒(輝度)の補正の2つに限定して、入力、出力機器を含めた色再現システムtotalの歪を補正することを試みた。その結果、γと黒の調整だけでも、かなり、被写体の本来の色、質感に近づけることができた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-12-16
著者
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石川 智治
宇都宮大学大学院工学研究科
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宮原 誠
中央大学理工学部研究開発機構
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宮原 誠
北陸先端科学技術大学院大学
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藏田 敦之
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
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石川 智治
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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宮原 誠
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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藏田 敦行
特許庁 特許審査第一部
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